「秋の夜長に電子音」

これは、僕の永年のリスニングスタイルのことだけど
ノルウェーの伝説的DJ、Strangefruit率いるデュオ
Mungolian Jetsetから届いた、2年ぶり通算3枚目の新作は
まさにそんな秋の夜長にうってつけの一枚だと思う。

トラック表記の【vs】や【presents】からもわかるように
この作品にはオリジナル曲に加えて、変名プロジェクトの
The Knights Of Jumungusや、Strangefruitのサイドプロジェクト
The Sjuktによるリミックスやオリジナル曲が収録されている。

サウンドの基調は、ハウス。
Nu Discoというのが、彼らが属する「ジャンル」らしいけど
様々な音色のシンセサイザーが作りだすグルーヴは
アシッドハウス寄りのそれと言えるだろう。

Jaga Jazzistから拝借した木琴のリフとチャイムをフィーチャーした
コズミックでオーガニックなトラック”Toccata”で始まり
3曲目のアシッドアンセム“Smells Like Gasoline”以降
幻覚的で肉体的なサウンドが鳴り続ける、約1時間のアシッドトリップ。

これを「北欧らしい」と呼ぶのが適切かどうかはわからないが
独特で抜群なメロディセンスに終止酔いしれること間違い無しの
まさに、Smalltownから届けられたSupersoundだ。

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